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「あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人、その他もろもろに関して/a long listening journey of a Possible thiStory especially of Japanese & Dutch & something more」 |
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プロジェクトについて 本シリーズは、1669年にオランダ・アムステルダムで出版され、西洋社会に「日本」とそこにすむ人達、文化、歴史を初めて体系的に紹介した「モンタヌス日本誌*」という地理本に含まれる100枚以上の緻密な銅版画や456ページのテキストに描かれた想像に富んだ「日本」を出発点としする。 *原題「Gedenkwaerdige Gezantschappen der Oost-Indische Maatschappy in ’t Vereenigde Nederland, aan de Kaisaren van Japan」(アルノルドス・モンタヌス著、ヤコブ・ファン・メイウス編、1669、アムステルダム):「モンタヌス日本誌」に含まれる17世紀オランダ産の「日本」のイメージは誤解や先入観を含み、結果的には後にステレオタイプを生み出すことなる一方で、文字記録・伝聞を元に発揮されたコレクティブな想像の産物として見るならば、特異な跳躍が感じられ、単一的になりがちな国家や「〜人」という枠組みを脱却しており魅力的ですらある。 レクチャー・パフォーマンス・パーティー 2018年2月23日、「第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」」、ガーデンルーム、東京 映像ドキュメント、日本語オーディエンス版、撮影・編集:Higuchi Yuki トレーラー(約5分) 「モンタヌス日本誌」のイラスト、断章的な幾つかの映像、またミュージシャン達(ジャワ・ガムラン演奏家、パーカッショニスト、台湾伝統音楽家、DJ、僧侶)をフィーチャーしつつ展開されるポリフォニックなパフォーマンスは、レクチャーと絡み合いながらライブ時間上にアクティベイトされていく。パフォーマンス中に使用される言語は主に日本語でありつつも、英語に切り替わる部分があったり、時に日・英ではない言語が挟まれ、音楽がレイヤーされたり、ポリフォニー又はカコフォニーの様相を生みだす。プロジェクションされる字幕テキストがパフォーマーの台詞を離れて独り歩きする場面など、テキストー声ー音による音楽的で詩的な拡がりを持たせ、パフォーマンスの後に設けられたアフターアワーズでDJが人々を踊りへと誘い、複数的な歴史・世界を体現することを目指す。 CHAPTERS
第一章 : this voice - a place - all that is resonating / この声・ある場所・残響するすべて 第二章:Art of Japanese Bowing / (ジ)ヤパニーズのお辞儀 1、2章続き日本語字幕付き(冒頭と最後一部なし): https://vimeo.com/194191015 第三章:Further / 遠くへ
第四章: outstretched / 伸ばした手 トレーラー: https://vimeo.com/172730288 コラボレーター
第五章: becomings/投げ出された身体 コラボレーター 第六章:Sebuah Tempat / セブア・テンパ コラボレーター 第7章:Firando Tayouan Batavia / ヒラド タイハン ジャガタラ コラボレーター 第八章:Suspended on A Historic Bowing / とある歴史的なお辞儀に関する宙に浮いた想像 video documentation: *本章をご覧になるにあたり Chapter2 を事前にご覧になるか、その両方が含まれるレクチャーパフォーマンスをご覧になることをおすすめします。 |
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